対位法の過程では通常、ソプラノ記号、アルト記号、テノール記号、ヘ音記号を使います。
その理由として、
(1)各記号が、各声部の動きうる音域とほぼ一致していること。そのため各声部の五線内で書いていれば、声部間が離れすぎることがない。
(2)ト音記号とヘ音記号だけではアルト、テノールの音域が表現しにくい。(加線が増えたり、音部記号が変わったりします)
(3ヴィオラはアルト記号を使い、チェロやファゴットは高音域ではテノール記号を使っており、さらにこの記号に慣れていれば移調楽器の譜を読むのが幾分らくになるという事もあります。
しかし、このページでは慣れないかたのために、読みやすいト音記号とへ音記号も表示しますが、
できるだけ早くハ音記号(ソプラノ記号、アルト記号、テノール記号)が読めるようになってください。
各音部記号の関係
各声部の範囲について
音:
戻る