鍵盤楽器といえばピアノですが、音楽に癒しを求め、自己陶酔、自己満足を求めるかたはピアノが良いと思います。自己、、、という言葉が続きましたがお気を悪くしませんよう。ピアノは子供から訓練を開始して成人に達するまで弾き続けなければ観客を陶酔させ、満足をさせる演奏はまずできません。 ピアノは表現力、運動能力、ダイナミックスなどあらゆる面でもっとも素晴らしい楽器の一つであり、作品数も膨大でまさに楽器の王者です。しかしその分、ピアノは楽器の中でもっとも難易度が高く、膨大な練習量を要求する楽器です。 他の楽器と違う点は、鍵盤楽器は特別な訓練なくしてきれいな音がでて、和音が簡単に演奏できるので音楽として自己完結できます。したがって子犬のワルツを、寝たきり老犬のテンポで演奏しても、あなたさえ良しとすればそれで十分楽しいのです。自分なりに一歩一歩前進して行く喜び。自分を十分理解してくれる聴衆にたいする演奏。確かに音楽にはそのような楽しみ方があります。 ピアノという楽器は他の楽器と合奏をするには他の楽器の10倍以上の努力がいると思ってください。楽譜の数が多くて細かいからです。他のパートが4分音符を弾いているときに16分音符を刻むのが普通といってよいくらいです。突然テンポを上げようとしても無理ですから日ごろから10倍くらいの練習量を心がける必要があります。さらに音楽的に弾くとなれば大変です。 成人してからピアノを始める方は通常の努力で達成できる範囲が上記のようなものであることを知っておくと役に立つかもしれません。
鍵盤楽器といえばピアノですが、音楽に癒しを求め、自己陶酔、自己満足を求めるかたはピアノが良いと思います。自己、、、という言葉が続きましたがお気を悪くしませんよう。ピアノは子供から訓練を開始して成人に達するまで弾き続けなければ観客を陶酔させ、満足をさせる演奏はまずできません。
ピアノは表現力、運動能力、ダイナミックスなどあらゆる面でもっとも素晴らしい楽器の一つであり、作品数も膨大でまさに楽器の王者です。しかしその分、ピアノは楽器の中でもっとも難易度が高く、膨大な練習量を要求する楽器です。
他の楽器と違う点は、鍵盤楽器は特別な訓練なくしてきれいな音がでて、和音が簡単に演奏できるので音楽として自己完結できます。したがって子犬のワルツを、寝たきり老犬のテンポで演奏しても、あなたさえ良しとすればそれで十分楽しいのです。自分なりに一歩一歩前進して行く喜び。自分を十分理解してくれる聴衆にたいする演奏。確かに音楽にはそのような楽しみ方があります。
ピアノという楽器は他の楽器と合奏をするには他の楽器の10倍以上の努力がいると思ってください。楽譜の数が多くて細かいからです。他のパートが4分音符を弾いているときに16分音符を刻むのが普通といってよいくらいです。突然テンポを上げようとしても無理ですから日ごろから10倍くらいの練習量を心がける必要があります。さらに音楽的に弾くとなれば大変です。
成人してからピアノを始める方は通常の努力で達成できる範囲が上記のようなものであることを知っておくと役に立つかもしれません。
チェンバロについては独奏曲には難曲もありますが、ピアノのように極端ではありません。バロックの通奏低音パートは高い技量を前提にしておりませんので大いに合奏が楽しめます。電子チェンバロでも十分楽しめますから鍵盤楽器をやっている方で合奏をという方にはお勧めです。
その他のキーボードの世界はクラシックではあまり作品がありませんが、ピアニズムの洗礼を受けていないので、チェンバロ同様合奏という分野で楽しめると思います。芸術的なという点に目がつぶれる方にはお勧めです。
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