手で1拍を決まった拍子でたたきながら、その間に123,123,123,または、1234,1234,1234,と言える人はリズム音痴ではありません。
このような人がリズムが取れなくなる原因は、自分の仕事に熱心になりすぎて耳が寝てしまうことです。仕事をしながら耳と目を常に働かせることがポイントです。耳が寝ていたことを確認したければ録音を聞いてみてください。こんどは耳が働きますから、リズムにはまっていないのがすぐ確認できるはずです。同じ耳のはずです。
リズムは一音だけでは決まりませんから、常に先を見ておく必要があります。そして自分のリズムで刻んではいけませんので耳でメトロノームの拍を聞いていなければなりません。
したがって、現在の拍を打つという作業に余程余裕がなければ難しい作業です。ひたすらトレーニングしましょう。
リズムトレーニングの最初は導入で始まっています。やってみると分かりますが、メトロノームを非常に注意して聞かないと点が取れません。演奏の基本ですが、メトロノームよりも前に飛び出すとアウトです。音楽に必要な集中力が養われます。
リズムトレーニングを、中級まで終了すると古典からロマン派までの殆どの曲に対応できるようになります。
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