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IV-IV 経過音

 

経過音とは一つの声部がある和声音から同じ和声音中の他の音に移るときに経過する和声外音を言います。経過音は全音階的でも半音階的でもかまいません。

音:

また、ある和声音から他の和声音に移るときに経過する音も経過音といいます。

音:

音:

規則:

1.経過音は経過中には跳躍してはならない

2.そのまま止まってはならない

経過音は隣接音と同様長く響いている場合、和声構成音と間違えることがあります。次がその例です。

音:

第二小節目の和声構成は外見上バスにAが響き二の和音のように見えますが、実際は線で示したように次の小節の和音への経過音です。A,CisがH、Dを経過してAs,Eに行っています。次の例ではもっと明瞭です。

音:

次の例のように隠伏五度が経過音を通るために並行五度となる場合、この並行五度は許されます。特に和声以外に生ずる場合は問題ありません。

音:

半音階的経過音のときに、本来の音と半音階的に変化した音が同時に響くと不快ですから避けるべきです。

音:

経過音は次の例のように隣接音といっしょに使用されることがあります。

音:

 

 

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