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和声法 I−IV.反復進行について

 すでに前の練習問題の一部(2および4参照)にみられるように、第一、第ニ小節のバスの動き、および記号が次の各二小節で異なった度上に反復されている。このように一度与えられた動機(Motive)の反復を反復進行(Sequenz)と呼びます。

 このような反復進行は跳躍的声部進行のため不良な隠伏五度が出現することがしばしばあります。

音:

a)でこの例題は今までの規則に反して、跳躍的声部進行による隠伏五度を作っています。しかしこの場合には上声が耳に快い感じを与えるので、今まで禁じられていた隠伏五度をこの反復進行の形式では使用することができます。

 このほかにも、いつもは使用されない和声が反復進行のために自由に使用されることがあります。(例えば、VII度の減三和音の基本位置または短調にある増三和音など)

音:

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